2014シラバス:表現教育実践論演習C(大学院)

科目名:表現教育実践論演習C
担当教員:高尾隆
対象学年:1年
クラス:01
講義室:芸展示2
開講学期:春学期
曜日・時限:時間外
単位区分:選必
授業形態:一般講義
単位数:2
受講対象:選択必修科目B欄共通
備考:

ねらいと目標:
この授業の目的は、より豊かな授業や学級づくりに生かすことができる参加型、双方向型の学習方法について学ぶことです。これらの手法は、学びの転換が言われ、コミュニケーション教育が推進される今後の学校教育において、核となるたいへん重要なものです。この授業では、発展的な内容として、ゲームやアクティビティを用いた授業のデザイン、ファシリテーション(進行)を実際におこないながら学んでいきます。

内容:
受講生のファシリテーションによってゲームやアクティビティをおこない、さまざまなドラマ手法を経験します。そのあと、それらの手法を用いて実際に授業をデザインし、模擬授業をおこない、その内容を省察します。実際にからだを動かして創造しながら学んでいきます。受講者には、演劇の経験などはまったく必要ありませんが、積極的な参加とかかわりをお願いしたいと思います。

テキスト:
特にありません。

参考文献:
渡部淳・獲得型教育研究会(編)『学びを変えるドラマの手法』旬報社,2010年
渡部淳・獲得型教育研究会(編)『学びへのウォーミングアップ―70の技法』旬報社,2011年
小林由利子他『ドラマ教育入門』図書文化,2010年
その他の参考文献は授業中にお知らせします。

成績評価方法:
・出席(25%)早退、遅刻は出席点が半分になります。
・授業中の課題(25%)
・レポート(50%)4日間毎日、小レポートを提出してもらいます。

授業スケジュール(展開計画):
1 9/9(火)2限 ワークショップ(1)
2 9/9(火)3限 ワークショップ(2)
3 9/9(火)4限 ワークショップ(3)
4 9/9(火)5限 ワークショップ(4)
5 9/10(水)2限 ワークショップ(5)
6 9/10(水)3限 ワークショップ(6)
7 9/10(水)4限 ワークショップ(7)
8 9/10(水)5限 ワークショップ(8)
9 9/11(木)2限 ワークショップ(9)
10 9/11(木)3限 ワークショップ(10)
11 9/11(木)4限 ワークショップ(11)
12 9/11(木)5限 ワークショップ(12)
13 9/12(金)3限 ワークショップ(13)
14 9/12(金)4限 ワークショップ(14)
15 9/12(金)5限 ふりかえり

授業のキーワード:
演劇的手法,ワークショップ,コミュニケーション教育

受講補足(履修制限等):
・この授業は新教員養成システム登録者の指定科目です。新教員養成システム登録者に向けて授業はおこなわれます。
・学部授業「教職コミュニケーション論」を事前に受けていることが前提になります。
・新教員養成システム登録者以外で受講希望の方は、かならず事前に高尾まで相談してください。(高尾研究室(芸術館2階)の扉に連絡先が書いてあります。)

その他:
・授業は芸術館2階の展示室2でおこないます。
・期間は9/9(火)~12(金)です。
・授業中、走ったり、床に座ったりすることもあります。多少汚れても困らない、動きやすい格好で来てください。
・メールでやりとりをすることがあります。Eメール(携帯メールのみでなく、パソコンメールも)が使えるようにしておいてください。